真我心経
この世のすべての形ある
見える物 無い
見えない物 無い
自分の物は何ひとつ無い
他人の物も何ひとつ無い
立場は無い
プライドは無い
世間体は無い
恥は無い
恐怖は無い
肉体は無い
心は無い
ほしい物 ほしくない物 無い
大きい小さいは無い
発展衰退は無い
偉い 偉くないは無い
上下は無い
人の評価は無い
人の注目は無い
自分 他人は無い
豊かさ 貧しさは無い
不安 心配は無い
敵 味方は無い
善悪は無い
生死は無い
病気は無い
老いる事は無い
別れも 出会いも無い
あの世 この世は無い
こわれる事も無い
崩れる事も無い
あらゆる相対は無い
この世のすべての形あるものの実体は無い
この世の見える物 見えない物
すべては 無い 無い 無い
形が無いから
雲は 雨になり 雪になり
地下に潜り
生物の体内に入り
そして川になり 海になる
海は水蒸気となり
また雲に戻る
水は延々と流転するが
H2Oという不変の姿は
常に同じで何も変わらない
すべて形ある物は
固定でなく
流動的で
因と縁という相互依存なのだ
そしてすべての地上にある物は
消えゆく姿である
死は生であり生は死である
あらゆる命は輪廻する
この宇宙に存在するのは
永遠普遍の命だけ
大調和だけが在る
光だけが在る
愛だけが在る
生命(せいめい)のエネルギーは愛の実践のみ
人の言動 行いは
愛を求める叫びなり
それは今ここに無限に存在するなり